エピペン-アナフィラキシー補助治療剤-を処方してもらいました
先日、あっちゃんはアナフィラキシーショックを起こし大変な目に遭いました。
※参考
まさかの食物アレルギー!バナナでアナフィラキシーショックに(前編)
まさかの食物アレルギー!バナナでアナフィラキシーショックに(後編)
意識障害が2回も起こりましたから、あっちゃんはあの時命を落としていてもおかしくなかった訳です。
食物アレルギーの子供に親ができる事、それは2つだけです。
・ひたすら食べ物に注意を払う
・アナフィラキシーショックが起こった場合は緊急処置をする
ひたすら食べ物に注意を払う、これは文字にすると地味ですが、親からすればもう毎日が冒険です。
今9ヶ月のあっちゃんは、何が良い事か悪い事分からず、言葉も通じず、常に何かを口に持っていっては舐め回しています。
もしおもちゃに卵成分がついていたらどうしよう・・・
もし牛乳成分が地面に落ちていたらどうしよう・・・
このおばちゃん、あっちゃんを触っているけど、この人の手にバナナ成分がついていたらどうしよう・・・
怖い、怖すぎる!
神経質になりすぎてハゲてもおかしくありません。
そうして注意を払いまくっていても、またアナフィラキシーショックが起きる可能性もあります。
その場合、親が出来る唯一の緊急処置、アナフィラキシー補助治療剤として有名なアドレナリン自己注射薬エピペンを打ちます。
このエピペン、有効時間は10~20分、打つタイミングを間違えると効果は無いとの事で、緊急治療用としては少し心許ないですが、ないよりある方が良いに決まってますよね。
顔が真っ白になってぐったりして呼びかけに反応しなくなったあっちゃんを思い出すと今でも寒気がします・・・。
エピペンは処方できるお医者さんが限られているそうなので要注意!
うちのかかりつけの小児アレルギー科は処方できるとの事だったので早速行ってきました。
しかし、当日処方してもらえる訳ではなく、まず講習DVDと練習用エピペンで注射の打ち方を勉強してから再度来て下さいとの事。
んもう!いぢわる~!(;´Д`)
DVDをなめまわすように見て、練習用エピペンで旦那を刺し、さぁ今度こそエピペンをもらうぞ!と翌日にまた行くと、予約取り寄せになりますからまた明日来て下さいとの事。
・・・・・・・・・。(´_ゝ`)
そんなこんなでやっと手に入れたエピペン。
これがあると何だかほんの少~し安心な気もしますが、とにもかくにも、このエピペンをあっちゃんに注射するような事態があっては絶対にいけないという事です。
それだけは肝に銘じ、しかし万が一の時の為にこのエピペンは常にあっちゃんと共にあるように持ち歩くようにします。
でもちょっと注意しなければならないのが、エピペンには大人用と子供用の2種類があり、子供用のものは15㎏~しか対応してないという事です。
あっちゃんは今7㎏ちょっとしかありませんから、規定の半分にも満たない体重です。
ですから注射液が余分に体内に入ってしまう事になります。
また、針が結構長い為、もしかすると骨に刺さってしまう可能性があるそうです。
ちょっと怖いですが、それでも命には代えられませんから仕方ありません・・・。
で、ちょっと気になったのが、前回打たれた時の事。
あっちゃんにもしエピペンを打つ場合は、子供用の注射(緑色の筒)を太ももの外側に打たなければなりません。
が、前回のアナフィラキシーショックの際、大人用の注射(オレンジの筒)を太ももの内側に打たれていました。
打つ際にお医者さんが注射器に書かれている説明文をちらっと読んでいたのでなんとなく不安だったのですが、恐らくエピペンを注射するのが初めてだったんでしょうね・・・。
で、ちょっとテンパって間違えた、と推測。
実際、エピペンなんて注射するのは本人か保護者か学校の先生か救急隊員ですもんね。
まぁなんともなかったから良かったですが、副作用も少なからずあるので危ないところでした。
そんな訳で食物アレルギーに対抗しうる武器を一つ手に入れた訳ですが、
とにかくこのエピペンをあっちゃんに打つような事態が起こっては絶対にいけないという事です!!!(2回目)
本当にそれだけは神経をすり減らして注意するように頑張ります(`・ω・´)