まさかの食物アレルギー!バナナでアナフィラキシーショックに(後編)

※まずは前編をお読み下さい

 

 

救急車で搬送された病院は、家からは遠くもなく近くもない総合病院。

後から分かった事ですが、小児科の食物アレルギー科がある病院です。

まさにピンポイント!ですよね。

搬送された時はただの小児科だと思っていました(´▽`;)

数分待合室で待たされましたが、すぐに診察してもらえました。

今までの状況は救急隊の隊長みたいな人が先生に説明してくれ、後は先生から色々と質問&説明されました。

 

 

先生いわく、あっちゃんはアトピーだという事。

アトピーと食物アレルギーは合併しやすいという事。

バナナでアレルギーになるようなら他の色々な食べ物もアレルギーになるだろうという事。

アトピーと食物アレルギーを合併している子は十中八九ぜんそくにもなるだろうという事。

 

 

親からしたら「え・・・マジで・・・」と呆然とする内容です。

私もちょっとショックでしたが、さっき我が子が死にかけたという事実と比べたらかなり軽いショックでした。

 

 

で、先生から食物アレルギーの原因について、アトピーの湿疹の肌に食べ物のカスがついて起こる(かもしれない)と説明を受けました。

今までは母乳からの成分でアトピーやら食物アレルギーやらになってしまう、という考え方が一般的だったそうなんですが、しかしミルクしか飲んでいない赤ちゃんもアトピーや食物アレルギーになるそうなんです。

 

 

そうなると母乳からの成分だけが原因じゃない。

考えられるのは皮膚からの吸収でアレルギーを引き起こすんじゃないか、という事でした。

だからアトピーの湿疹はステロイドやプロトピックを使ってしっかり治しましょう、と言われました。

 

 

またステロイド推しかぁ~・・・と思いつつ、いつも以上に心が揺らぎました。

アトピーは大変だけど命の危険はないから何とか頑張ってました。

 

 

でも今日、あっちゃんは死にかけた・・・。

私がアトピーをしっかり治してあげていないせいで食物アレルギーなんかになってしまい、つらい痛い思いをさせてしまったのならすごく悲しい。

「まぁステロイド治療の事は考えておいてください」と先生は締めくくった。

 

 

で、今回は食物アレルギーでしょうから薬を出しておきます、もう帰っていいですよ、みたいな流れになりました。

えっ!?それだけ?死にかけたのに!?

 

 

いやいやこのまま帰るのは恐ろしすぎる・・・

「今日起こった事はアナフィラキシーショックではないんですか?何か処置はしなくていいんですか?」

と私が切り出す。

 

 

すると先生は

「うーん・・・今症状が落ち着いちゃってるので判断はできません。アナフィラキシーショックの症状は様々で幅があるんです。まぁ今日出来る事と言えば・・・点滴くらいですかね・・・」

と煮え切らない返事。

 

 

えぇ~?と後ろを振り向いて旦那が抱きかかえているあっちゃんを見る(旦那も会社を早退して駆けつけてきた)

するとビックリ!!

 

 

顔が真っ白でグッタリしている!

 

ぐったり

 

私「え!?ちょっと息してる!?」

旦那「息してるよ~。疲れたから寝てるんでしょ~」

私「いやいやいや・・・顔真っ白なんだけど!」

 

 

ついさっきまでは不機嫌そうにどこかを掻いてグズグズしていました。

その不機嫌なグズグズもいつもとは少し様子が違って「ちょっと嫌だなぁ・・・」と薄々感じてはいました。

そして今また顔が真っ白になってグッタリしています。

 

 

先生にも「顔が真っ白なんですけど大丈夫ですか!?」と尋ねるも「うーん・・・」みたいな返事。

何回かしつこく聞くと「じゃあちょっと診ますのでベッドに置いて下さい」と言われ置く。

聴診器を当てて心音を聞き始める・・・

 

 

すると突然あっちゃんのほっぺたを叩いて「おい!おい!」と叫ぶ先生。

大声を出されほっぺたを叩かれているのに大して反応はなく、グッタリしているあっちゃん。

 

 

その様子を見て先生は看護師さんに向かって

「〇〇持ってきて!急いで!」

と叫ぶじゃーあーりませんか。

看護師さん達が慌ててガシャガシャやり出す。

 

 

え?なになにその緊迫した感じ。やめてよ。

「今から緊急処置をしますのでお母さん達は待合室で待っててください!!」

看護師さんにそう言われて呆然とする私。

 

 

な、何が起きてるの?

あっちゃんのそばを離れてただ待つなんて無理・・・無理・・・。

 

 

何回か看護師さんに出て行ってくれと言われるも立ち尽くす私に旦那が促す。

病室を出る間際、先生が太ももに注射を刺しました(有名なアドレナリン注射ですね)

刺したところから血が流れました。

あっちゃんは閉じていた目をうっすらと開けて、泣きました。

 

 

「泣いた」という安心感と、「でもまだこれからどうなるか分からない」という不安、病室を出る時あっちゃんと目が合い、なんとも言い表せぬ感情がこみ上げてくる。

泣きながら病室を出て待合室でうなだれる私。

 

 

泣き叫ぶあっちゃんの声を聞きながら色々な感情がふつふつと湧き上がってくるのを抑え込む。

 

まだか・・・・・・・・・・

 

まだか・・・・・・・・・・

 

早くあっちゃんの元気な顔が見たい・・・・・

 

 

ひたすら待ち続けて10分くらいでしょうか。

やっと看護師さんに声をかけられ、あっちゃんの所に案内してもらえました。

足やら指やらから管が伸び、酸素マスクを付けられ、泣き叫んでいるあっちゃん。

 

 

「あっちゃん!良かったぁ~(涙)」

抱っこするとピタッと泣き止むあっちゃん。

「そうだよねぇ、あっちゃんはどんなに泣いてても抱っこすると平気なんだよねぇ(涙)」

 

 

良かったあっちゃん・・・

もうお母さんは寿命が30年は縮まって70歳で死んじゃうよ・・・←100歳生きる設定かぃ(`д´)ノシ

疲れたのか眠りにつくあっちゃん。

今度は本当に気持ちよさそうに寝ているね。

 

 

その後、先生が説明してくれました。

アドレナリンを打った後バナナを吐いた、と。

嘔吐意識障害が起こったので、やはりアナフィラキシーショックだった。

激しいアナフィラキシーショック症状だったので家に帰すのは怖い、2~3日入院して下さい、との事。

 

 

うんうん。そうだろう、そうだろう。

ていうか・・・

あの時促されるまま帰ってたらどーなってたんだ!!ヽ(`д´)ノ

と思ったけど、個室代1日17000円かかる所を無料にしてくれたので深くは追及せず。

 

 

その後、緊急処置の時に打った薬が切れて今度は顔と背中に蕁麻疹が出てきたり、不機嫌そうに泣いて掻き毟ったりしましたが、点滴で薬を入れるとピタリと治まりました。

また何か起きるんじゃないかとしばらくはヒヤヒヤしていましたが、「とりあえずはもう安心です!」と先生から太鼓判をもらい、心の平穏を取り戻す事が出来ました。

 

 

後から調べて分かった事ですが、アナフィラキシーショックは二峰性と言って波が2回来るんだそうです。

あっちゃんの場合、家での出来事が1回目、病院での出来事が2回目、ってところでしょうね。

 

 

なんだかとてつもなく長い1日でした・・・。

1日で多分10歳くらいは老けましたね・・・。げそっ。

 

老ける

 

当初2~3日かかると言われていた入院でしたが、経過がとても良く翌日の午前中には退院の許可が下りました。

外は良いお天気。

ベッドの中で元気にハイハイしたりつかまり立ちをするあっちゃんを微笑ましく見つめる私。

良かった・・・本当に良かった・・・。

 

 

コンコン♪(扉を叩く音)

私「は~い」

看護師「お会計の準備が出来たそうです~」

 

お会計

 

やばい・・・いくらかかるんだろ・・・

個室代はタダにしてもらったけど、全く見当がつかない・・・

 

 

ドキドキハラハラしながら入退院窓口という半個室の場所へ案内される。

入退院患者2人ずつ受け入れる部屋だった為、隣の人のお会計金額が丸聞こえ。

 

 

隣の人「いくらかしら?」

スタッフ「え~・・・38万円になります

私「(ひょ、ひょえ~~~!!)」

 

 

そして私の所にもお会計スタッフがやって来る。

スタッフ「216円になります」

私「ハイ分かりました216円払いますどうもお世話になりました」←スタッフのミスで安いのかもしれないと思い早口で喋り颯爽と支払って帰ろうとする私

 

 

なんと横浜市は0歳児の医療が無料なんです。

入院費用にもこんなに大幅に適用されるとは・・・!

ぎりちょんセーフ

退院後、元気よく動き回るものの「笑わない」という心配事はありましたが、1~2日も経つといつも通りのはじけるような笑顔を見せてくれるようになりました♪

やっぱり注射されたり薬飲んだり死にかけたりと、色々疲れていたんですね。

今ではすっかりいつもと変わりないあっちゃんです。

 

 

今は血液検査でアレルゲン物質を調べてもらっている最中です。

1週間後に検査結果が分かるので、またブログ上で報告させて頂きます!(≧ω≦)

もし良かったらあとがきもどうぞ。

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